* エバポレーター
内部で冷媒を気化させてエバポレーター自体を冷却し周囲の空気を冷やして、車内に送り込む為の熱交換機。絶えず結露の影響をうけるため腐食しやすく、多くのモデルでダッシュボードを外さないと交換できない構造となっていて、エアコン系統の鬼門といわれている。特にＷ-140型のＳクラスでは、部品代と工賃で50万円級。
* ＡＴＦクーラー
オートマチックのフルードを冷却するため、ラジエーターの内部やサイド部分に取り付けられているオイルクーラー。ＡＴ内部のオイルポンプによって発生した油圧を利用してＡＴから送油されラジエーターと同様の冷却フィンによってオイルを冷やす構造。接続に使用されるホースのカシメがウイークポイントで、ここからのオイル漏れが定番のトラブルとなっている。
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