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私と車の回想録(33)

最終更新日2007/07/13
その事件の先ずは背景は、我々キャビン(船底の部屋)は幾つもありだいたい、一つの部屋に二段ベッドが2〜3台入っていたと思うが、ということは各部屋4〜6人居たことになるが、男の部屋、女の部屋というような感じであったと思うが、当然女の子は少なく男の部屋が多かったわけだが、我々は幸せな事に隣部屋が女の子の部屋であった。ゆえに、船の中の空間で毎日顔を朝昼晩、深夜とあわせるわけですから、当然すぐにお友達となるわけです、そんな背景があるわけですから、他の部屋のメンバーからは、羨ましがられたり、嫉妬を抱かれたり、と言うようなことがあったと思います、それが香港に着く前の晩に、事件となったのです、それは食事が終わって皆でくつろぎ、雑談に花咲かせている時でした、私の所に他のキャビンの見慣れない学生風の男から、ちょっと話があるから甲板の方へと、丁寧に言われたので、最初は断ったのだがお酒の勢いやら、女の子の視線やらで、いく破目になったのです。