お問合せ
団塊の世代つれづれ(ワシントンハイツ パート2)

最終更新日2009/10/13
ZOOM
ワシントンハイツの成り立ちは、進駐軍の将校といわれる人々又、それに準ずる人たちの宿舎で、特に家庭持ちの将校が本国より、家族を呼び寄せるための施設ということで、アメリカそのものを、東京に持ってくるという発想で出来たものらしい、場所については、其の将校が働くGHQの本部が皇居の脇にあった第一生命ビルであったため、そこから車で近くの場所ということと、そこに1000個近くの住居及び、クラブ、学校、食料品スーパー(PX)ガソリンスタンド、消防署、教会、劇場、そして、野球場、テニスコート、ゴルフのミニコース、ヘリポートといった具合のものが立てられるということで、旧陸軍、代々木練兵場があてられた、其の場所がワシントンハイツとなったわけです。
その住居の中はこれまた、日本のそれまでの住居ではごく一部の財閥家族が、住んでいたのではと思われる、施設は、水道、ガス、電気がひきこまれ、台所はガスレンジ、湯沸かし器、冷蔵庫、浴室はお湯と水のシャワー付き、水洗トイレ、床暖房、各部屋に電気暖房機という、至れりつくせり、のものだったそうです、それを日本はGHQの指示により、短期間の間に造ったそうです、これに携わった、いわゆるゼネコンは、この時
アメリカの住居の基礎を勉強して現在の住居の基礎を多く学んだそうです。