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団塊の世代つれづれ【ワシントンハイツ パート4)

最終更新日2009/10/26
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ワシントンハイツ【以下WH)は我々の遊び場とともに憧れの場所となっていったのである、日本の現状は物が何もなく、壊れかけの家にかろうじて、雨漏り対策をして、住んでいるといったあんばいであった、それに比べてWHの中は、別世界、緑の芝生の中に立つ、真っ白な家、家の中には、大きな冷蔵庫、其の中からは魔法のように、出てくる、飲み物(コーラ、ミルク、フレッシュジュース、他)や、豊富な食料品の山だった、そんな中から、我々におこぼれがあった、その感動は今でも、心の奥底にある。

ハーシーのチョコレート、棒のついたキャンディー、は今でも思い出します、
あと、子供たちの遊び道具で、自転車の形が日本のそれとは違い、ブレーキがついてない!というか、進行方向と逆回しにペダルを踏むととまるといった形式だったように記憶してます、そんな折に、TVの普及が進み、番組として、アメリカのホームドラマが数多く放映され、そのなかに出てくる、シチュエーションはWH其のままであったように思います。 
そんな状況の中、私は、WHや、アメリカに対して憧れ、そうした豊かな物量の生活に夢を抱くようになっていったのです。