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団塊の世代つれづれ(ワシントンハイツ パート5)

最終更新日2009/11/19
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ワシントンハイツ【以下WH)の何といっても最高の楽しみは、そこに出入りする車たちであった、其の当時の一般道路に走る車といえば、日本の車といえば、トラック、バス、オート三輪、自転車、といったもので、乗用車と言えるものは、ほとんどなかった、私の一番のお気に入りの場所は、先回書いた、代々木八幡駅上の、山手通り(環状6号線)でWHの入り口近くであった、その通りは、まだキャタピラーがついた、戦車もあれば、軍用のジープもあり、そしてカーキ色のシボレー(フォード)!が後ろに長いアンテナを揺らしながら、お尻を少し下げた状態でさっそうと私の前をとうり過ぎて行くものであった。ボディーの横に書いてある、文字がUS-なんとか!とかいてあったように思うがなにか誇らしげに感じたのは、私だけでしょうか!?
勿論、鮮やかなカラーに【ツートン)塗り分けられた、シボレー、フォード、クライスラー、ダッジ、キャデラック、といった車の名前はその時初めて知ったのである。
それらの、カラフルな車達は、私の脳裏に鮮やかに焼き付き、今に至る、車人生のスタートラインとなったことは、紛れもない事実である。