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Dr.Kのぶつぶつ(80〜90年代のM-BENZ)

最終更新日2010/08/11
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時間があったので、3年前のカー雑誌にBENZの特集があったのを思い出し、読んでみました、そこに私の思っている事が書かれていたので、ここに引用してみます。
(古い車の中で最も経済的に乗れる)
この年代のメルセデスの特長は良くも悪くもコンピューターがあまり使われていないこと。だからエンジンルームを見渡しても、驚くほど配線が少ない。コンピューターを使えば簡単に細かい制御ができるだろうが、80年代後半のメルセデスは敢えて機械式にこだわっていた、フシがある。だから機械仕掛けのパーツは安い車のそれとは異なり、複雑で高度な技術が用いられた機械式高級時計のごとく、比較的短いサイクルでのメンテナンスが必要となる。当然パーツも高価だが、その分きっちり手をかけてやれば
確実に性能を取り戻すことができる。
しかし今はクラシカルなメルセデスでも経済的に乗ることができるようになっている。これはディーラー以外の部品商からリーズナブルな価格でパーツを購入することができる事と専門店が中古パーツをストックしている事や現代に対応するパーツの開発などが進められた結果だと思う。また、ネットによるパーツの個人売買が盛んになったことも大きく影響している事は間違いない。複雑な機械仕掛けの車ゆえ短いサイクルでのメンテは必須だ。これは弱点とは思わないが、その費用はほんの10年前よりも大幅にリズナブルになっている。もしかしたら、クラシカルな車のなかでもっともリーズナブルに乗ることができるのが、メルセデスかもしれない。